熱中症対策は万全でしょうか?
先日、あるお客様から質問がありました。熱中症関係で使用した費用は、医療費控除対象にならないでしょうかと。
熱中症にかかわるもので、医療費控除対象か否かの主な例を示します。
①病院へ支払った医療費・薬代(調剤薬局含む)
②熱中症で倒れて、病院に行くために使ったタクシー代(但し、領収証が必要です)
③熱中症のしびれ治療のため、接骨院に支払った費用
①熱中症対策のため飲んだ水・スポーツドリンク・栄養ドリンク・塩飴
②熱中症で倒れて、病院に行くために使った自家用車ガソリン代
③熱中症のしびれ治療のため、カイロプラクティックに支払った費用
基本的に、予防関係は医療費控除対象外です。しかし大切なのは、医療費控除対象になるか否かではなく、ご自身の健康のためにも、無理せずしっかり予防をすることです。
夏休みで出かけることも多く、お子さんもケガをしやすい季節です。
個人の納税額を軽減する医療費控除について、年末に慌てて準備するのではなく、体調を崩しやすいこの時季から準備していくことをお薦めします。
ここまで書いてきて、ふと気が付きました(焦りと暑さのためか、汗がにじみ出てきました)。前回、資産と経費に分ける理由と、その区分する基準について、今回お伝えすると約束したことを。
忘れたのを、猛暑のせいにするのは、愚かな言い訳ですね。
破った約束については、…改めて次回こそお伝えします。
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