コロナの影響により、仕事現場をはじめとしてオンライン化が進んでいます。オンライン化でもっとも顕著なのが、テレワークとオンライン商談ではないでしょうか。この記事では、話題のオンライン商談の概要やメリット・デメリットについてご紹介します。
オンライン商談によるメリット
(1)移動時間や交通費の削減
従来の対面商談では相手先へ出向いて行うのが基本でした。オンライン商談ではネット環境さえあればどこでも商談が可能なため取引先へ出向く移動時間や交通費の削減が見込まれます。
(2)商談対応件数の増加
オンライン商談により取引先へ出向くための移動時間が削減されます。今まで移動時間に充てていた分を商談時間に回すことができるため商談の対応可能件数の増加が期待できます。また遠方の取引先へ出向くことなく商談を行えるため、従来の取引エリアよりも広いエリアでの商談に対応できるようになります。
(3)ペーパーレス化への移行
オンライン商談では直接紙の資料を提示することができません。そのため資料を電子化して提示する必要が出てきます。これまで対面で提示するため紙の資料を用いていた事業所もペーパーレス化する機会となります。
オンライン商談によるデメリット
(1)サービス内容が伝わりにくい場合がある
実物の商品を提示しながらの説明ができないため、商品やサービスの内容によっては魅力が伝わりにくい場合があります。
(2)相手からの信頼を獲得しにくい場合がある
実際に会って話をするわけでないため、相手によっては信頼を獲得しにくい場合があります。
まだまだ出口の見えぬコロナ禍の中、今後オンライン商談の活用は増えていくことが見込まれます。対面での商談が難しくなってしまったこの時代、オンライン商談を導入してみてはいかがでしょうか。
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