アフターコロナに向けて、採用活動をしていきたいと考えている経営者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、人材を採用する際に利用する職業紹介機関であるハローワークとその他の求人サイトの特徴をご紹介します。
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ハローワークは厚生労働省の施設であり、そのサービスは全て無料で利用することができます。
求人に費用がかけられない場合にも利用しやすいサービスです。
ハローワークは、求職活動をする人が多く利用しています。
その理由は、多くの人にとって最も身近な職業紹介機関であると同時に、前職を離職した際の失業給付を受けるために訪れる場所であり、ハローワークに登録する機会が多いからです。自宅の近くで仕事を探している人も多いため、地元の人材を積極的に採用したい場合には、ハローワークで求人を出すと効果的です。
ハローワークで掲載する求人票は、会社側で作成する必要があります。労働条件や事業所PRなどの記載内容は応募者の数に影響を及ぼしますので、丁寧に記載する必要があります。また、ハローワークの求人票の内容と、実際採用することになった際の労働条件が異なることが原因でトラブルが発生することがあるため、書き方には注意が必要です。
多くの求人サイトではハローワークと違い、求人の掲載は有料となっています。
求人サイトによって登録している会員に特徴があるため、自社の属性にあった求人サイトに掲載すると、即戦力の人材を採用できる確率が高まります。また、全国に向けて求人情報を掲載することができ、地域に関係なく人材を採用したい場合に活用できます。
社員のインタビュー記事や、会社の特徴などハローワークの求人票には載せることができない情報を載せることができます。それにより、企業の雰囲気など入社後のイメージを持つことができるため、ミスマッチによる早期退職の防止が見込まれます。
ハローワークの求人票では、求人に必要な文章を会社側で作る必要があります。それに対し、求人サイトでは担当のライターさんに文章を作成してもらえる場合があります。文章を作るのが苦手な方や、求職者を惹きつける文章を作ってもらいたい方にとっては、魅力的なサービスです。
ハローワークと転職サイトでは、それぞれメリット・デメリットがあります。採用したい人材と、かけられる費用等を考慮して、使い分けてみてはいかがでしょうか。
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