各業界でペーパーレス化が進む中、銀行でも紙の通帳を有料化する動きが広がっています。
そういった変化に伴い、紙の通帳の代わりに、各銀行がオンラインで取引明細などを確認できるインターネットバンキングを用意しています。
インターネットバンキングを利用し、通帳を紙からオンラインに切り替えることで、どんなメリットがあるのでしょうか?
・手数料が安くなる
・窓口に行く時間が節約できる
・通帳記入が不要になる
窓口やATMの場合、利用できる時間が決められており、移動時間や待ち時間もかかりますが、その時間が節約できます。また、通帳記帳や繰り越しが不要になったり、長い期間の取引明細が照会できたりすることで、より資産の管理がしやすくなります。
通帳が有料化するといっても、各銀行で条件や手数料が異なりますが、
・新規で口座を開設した場合
・通帳繰越で新しい通帳を発行する場合
・紛失による再発行
などで1冊あたり1,100円前後かかるケースや紙の通帳を持っているだけで、年間550円程度の費用が発生するケースなどがあります。
また、通帳の有料化以外にも、注意しておくべき手数料が各銀行で新設されています。
ほとんど使われていない口座に対して毎年費用が発生する、管理手数料と呼ばれるものです。各銀行で条件などは異なりますが、年間で1,100円~1,320円です。
今は有料化していなくても、将来方針が変わる可能性は十分にあり得ます。
知らぬ間に手数料が発生し、損をするといったことがないよう、ご自身が開設している口座の状況や、その銀行の動向をチェックしてみてください。
頻繁に使う口座、ほとんど使用していない口座を見直してみることで時間や費用の節約に繋げていきましょう。
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