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話題沸騰!クラウドファンディングを活用して資金調達しよう!
2021 / 12 / 01
近年注目を集めている資金調達方法の一つにクラウドファンディングがあります。インターネットを介して第三者から資金を募る方法で、銀行融資やファクタリングとは違った特徴とメリットがあります。
本記事ではクラウドファンディングの基本とメリット、資金調達への活用方法をご紹介していきます。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは、インターネットを介して第三者に広く資金の提供を呼びかける資金調達の方法をいいます。 クラウド(crowd)は群衆、ファンディング(funding)は資金調達という意味です。
クラウドファンディングには購入型、寄付型、投資型などいくつか種類があり、目的によって使い分けられています。 新規事業や商品開発を目的としている中小企業は購入型のクラウドファンディングを活用することが多く、商品発売前のマーケティングや広報も兼ねることができます。
クラウドファンディングのメリット
- 銀行融資を断られても資金調達をすることができる
新規事業に挑戦し、新たな商品開発やサービスを提供しようとする場合、銀行融資を断られてしまうことがあります。しかし、クラウドファンディングで支援者を集めることができれば銀行融資に頼ることなく資金調達が可能となります。 - 宣伝効果がある
プロジェクトを立ち上げ、支援を募ることで、商品・サービスを提供する前に宣伝をすることができます。また、プロジェクトに共感して支援者となってくれた人たちとは、「一緒にプロジェクトを達成した」という達成感を味わえるため、商品・サービスのファンになってもらえる可能性があります。 - リターンの種類が選べる
多くの場合、プロジェクトの立案者は数種類のリターンを設定することができます。商品・サービスの早期購入割引など利用者にとって特典になるリターンも作ることができます。また、商品・サービスはいらなくても応援だけしたいという方に向けて「サンクスレター」や「サイトに名前の掲載」などのリターンも用意できます。
クラウドファンディングのデメリット
- 資金調達までの期間が長い
クラウドファンディングで資金調達を行おうとした場合、プロジェクト立案、ページ作成、業者へ依頼、資金募集期間に1ヶ月前後と、資金調達ができるまでの期間が長くかかってしまいます。そのため緊急性を要する資金調達には向かない可能性があります。 - プロジェクトが失敗し、資金調達ができないケースがある
クラウドファンディングでは支援者を募り、資金を調達します。この際に支援者が思うように集まらず、プロジェクト不成立の場合はプロジェクトの立案者にお金が入らないケースが多くあります。この場合には多くの労力を使っても一円も資金が調達できない可能性があります。
新型コロナウイルスの影響により、銀行融資が引き締まってきた中で会社の資金調達は今後の課題となっていくことが見込まれます。しかしクラウドファンディンが広く認知されるようになってきた今、資金調達の方法としてクラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか。
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